オオツカのコト
想い出すのは木造校舎
いつからでしょうか。学校の校舎といえば鉄筋コンクリート造が当たり前ですが、
私が小学校2年生の1年間だけは教室が木造校舎でした。
小学校2年生といえば今から45年も前のこと。想い出すのは、夏休みにプールから上がった後に見た先輩のバック宙、けたたましいセミの鳴き声、教室の南側の窓下に並べたたくさんの赤いサルビアの鉢植えや教室の窓から見える背の高い黄色いヒマワリ、友達とのいろいろな場面も・・・まだまだ芋づる式に当時のことがいくらでもよみがえります。他の学年ではそれほどの量の記憶も、色づいたそんな記憶もほとんどないことにこの歳になってふと気がつきました。毎年塗り絵をしていたとしたら、小学校2年生当時のものが一番カラフルな色使いだったに違いありません・・・
それにしても何故なのか? 2年生の時だけが特別な記憶なのは。 わたしにはそれが木造校舎であったこと以外にその理由が思い当たりません。
自然の中では思わず深呼吸したくなる
最近、鉄筋コンクリート造の小学校の校舎の内装に少しづつ木材等の自然素材を使うようになってきています。木材には癒し効果があるといいますし、そんな環境の中で過ごすことによって情緒が安定し、「キレる」子供が減っているとも言われています。実際、私たちが新緑の山にハイキングに出掛け思いっ切り深呼吸したくなるのも、子供たちが泥んこ遊びや川遊びを見たこともないような表情で楽しむのも、自然には私たち人間に心身共に特別な恩恵をもたらしてくれる見えないものがあるからでしょう。
自然素材を普段の暮らしに取り入れる
わたしたちはそんな恩恵を普段の生活の中に少しでも取り入れられたらと思っています。試してみればわかりますが、無垢板の床の上を裸足で歩くのはとても気持ちのいいものです。全てとは言いませんが、視覚的に直接目に入る部分や肌に直に触れる部分だけでなく、建物が完成すると見えなくなってしまう柱や断熱材についても自然素材を使うことに私たちがこだわるのは、そこに生活する人間自身はもちろんのこと、建物自体にとっても健康であり続けることができると考えているからです。
キッチンは生活そのもの
また子供の頃、台所は食卓とは別の土間のある場所でした。ガスが入る前のマキを使っていた当時の名残りでもあるでしょうが、火気がより安全に、水廻りがより衛生的になるに従って、台所は「キッチン」と名を変え、食卓と共に居間(リビング)に近づいていきました。
ひと昔とは違い今やご主人は我が家に少しづつ早く帰るようになり、逆に奥様が外に働きに出掛け、子供も塾や習い事に出掛けるとなると、食事の時間だけが家族一緒に過ごせる場として、「食事そのもの」から「家族間のコミュニケーションの場」にシフトしてきていると思います。さらには「献立」・「準備」・「調理」・「後片付け」を含めた「キッチン」を中心とした空間を積極的に活かすことで、家族の笑顔や会話を引き出す生活シーンがより演出できるものと考えています。
そこでわたしたちは、ひとつひとつ異なる家族の生活シーンを思い描きながらその家庭に合ったオリジナルのキッチンを創造することで、幸せな家族の絆を育む演出ができればと考え、オーダーメイドのキッチンをつくっています。
会社概要
商号 | 株式会社 オオツカ |
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所在地 | 〒441-8033 愛知県豊橋市入船町93番地 |
TEL | 0532-47-4701(代) 住宅事業部:0532-47-4848 |
FAX | 0532-47-4702 |
建設業許可 | 愛知県知事許可(特-19) 第5740号
建築工事業、土木工事業、大工工事業、とび・土工工事業、 内装仕上工事業 |
宅地建物取引業免許 | 愛知県知事免許(2) 第18887号 |
創業 | 昭和25年 9月 |
設立 | 昭和42年 7月 |
資本金 | 2,400万円 |
代表者 | 代表取締役 大塚 昌洋 |
社員数 | 9名 |
保証制度 | (株)住宅あんしん保証 登録工務店番号 01777
●住宅完成保証制度 ●地盤調査・保証制度 ●優良住宅瑕疵保証制度 |
業務内容
住宅事業 | 戸建住宅の新築・リフォーム工事 |
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耐震事業 | 住宅の耐震診断及び耐震補強工事 |
建築事業 | 社屋・店舗・工場・倉庫等の建築工事 |
大塚昌洋プロフィール
1960年、愛知県豊橋市に生まれる。
20代の頃、会社の転勤で北海道帯広市に住む。
愛知県に戻ったとき、温暖な地と言われる東三河の家が、北海道の家よりも冬が寒いことに大きなショックを受け、後に当社社長となり、東三河の家をもっと「住み心地のいい家」にしたいと意気込む。施主満足度No.1の家を目指して、日々奮闘中。